US AXIS ダイヤリ Vol.21

 

 あっという間に過ぎ去った今年の3分の1。 みなさんはいかがでしたか? 4月の大きな出来事は「第2時世界大戦以来、初めての危機」とまで言われたイラクでの日本人人質事件に尽きます。最初は民間人が人質になったということで大騒ぎ、次いで人質の釈放条件が自衛隊のイラクからの撤退という条件でした。 政府と野党が真っ向から対決、デモまで起きるという熱い1週間だったと思います。   結果的に人質は釈放され、自衛隊も任務を遂行中で、めでたしなんですが、後味がすっきりしません。.今度は人質になった人に非難が集中「元々、危険な場所で政府が行くな!と言っているのに行って捕まり、人質になったんだから死んでも仕方がない」というのが意見のようです。ある人はボランティア、ある人はカメラマンで、それぞれ行くための理由があったのでしようが、国策(自衛隊派遣)を、そう簡単には変更できないのですから、殺されても仕方がなかったのではないでしょうか? 今回は「運が良かった」としか言い様がありません。もしも同様のことがアメリカで起きていたら? ブッシュは元来、「テロには屈しない」と言ってきましたから、アメリカが「たかが3人の命」のために国策を変更することはまずないでしょうし、すでに600人が死亡し、おそらく物事が解決する時には1000人を十分超える数が犠牲になっていることと思いますが、それでもアメリカの威信にかけて処理にあたると思います。自衛隊派遣から数ヶ月が過ぎ、今のところ1人の日本人も犠牲になっていないのが不思議なくらいです。

 「悪いことはできない」という話を1つ。 ある人が乾燥機を購入し、自宅まで自分の車で運んでいました.。運悪くハイウェイで落としてしまい、後続の車に追突し、その車を運転していた人が大怪我をしました。そして落とし主はそのまま逃走したのです。さて犯人探しですが、その乾燥機がHomeDepotで購入されたことを追求、HomeDepotの店内カメラでも購入した人の顔が判明し、「名乗り出てください」とテレビで放映されたそうです。実際にカードで購入していれば身元はすぐ分かるでしょうし、犯人は出頭するしかなかったという話でした。

 ヨーロッパの環境対策では、ドイツは徹底していてすごいと思います。「堅実で勤勉」というのが私のドイツ人に対するイメージですが、エコ先進国と呼んでも過言ではありません。 それにしてもアメリカ、肝心要の大統領が「環境よりも経済を優先」と宣言したぐらいですから話になりません。先進州のカリフォルニアはどうか分かりませんが、ジョージア州に至っては後進州もいいところ。紙もプラスチックもビンも一緒に捨て、どこかに穴を掘って埋めている程度のことでしょう。これじゃ何にもならない。地球の25%の二酸化炭素を排出しておきながら、ほとんど何もしていないのですから、「アメリカが地球を滅ぼす」と言いたくなるのは当然です。これに加えて後進国がどんどん経済発展を遂げていくと、環境破壊が一気に加速します。10億人を抱える中国が、そして将来、中国を人口で追い越してしまうインドの発展が地球を滅ぼすのです。
「エコロジーカーで二酸化炭素の排出を軽減する」、そんなことは先進国の話で、後進国では先進国で使われなくなった古い車が走っていますから、余計に二酸化炭素を出しているわけです。経済の発展=地球の破滅とならないように、策を講じなくてはなりません。

 さてゴルフ。3年ぶりに90を切った翌週に挑んだコンペでしたが、サッパリ。まあ成績発表を聞いているとハンディ10の人でも90を叩いていましたから、その難しさがゴルフなんでしょう。毎年、道具が進化、進歩していく奇妙なスポーツです。それを考えるとジャック・ニクラウスをはじめとする名プレイヤーは飛ばないクラブをよく使いこなしたものです。ゴルフは自分との戦いと思っている私ですが、コンペに出ると全く知らない方とラウンドします。そこで世間話をするのですが、そういったものが結構新聞のネタにつながっていくものです。今回一緒にプレイした方は小川さん(リコーでコピーのトナーを造っている)、小塚さん(ヤンマーで大型船舶のエンジンを造っている)、伊東さん(YKKのアルミ建材部門)とメーカーさんばかりですが、私にとっては新鮮な人ばかりで、素朴な質問をしました。私は自己紹介する時には必ず「AXISのTAKAでございます」と言うのですが、それでだいたい皆さん分かっていただけます。ジョージアでAXISを読まない人は「もぐり」だと思っていますから。それで大抵聞かれることは「いつ新聞の記事を書くのですか?」が上位にある質問です。それに対して私は「深夜と早朝に書いています。記事の貯めはあまりなく、毎日数時間の蓄積が1ヶ月の新聞になります」と返答します。そんなわけで今は午前1時ですが、静かな夜に記事を書くのが一番捗ります。


TAKA MORIUCHI

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