耳よりワインQ & A

 

耳よりワインQ&A Vol. 30

Q:去年(2003年)のボージョレー・ヌーボーが評判だと聞きましたが。

A:ボージョレー・ヌーボーはフランスのボージョレー地方で取れた新酒(ヌーボー)を意味し、毎年11月の第3木曜日に出荷されます。

ボージョレー地方はブルゴーニュ地方の一番南にあり、ブルゴーニュの赤ワインがピノ・ノワール種(Pinot Noir)から造られるのに対し、ボージョレーではガメイ種(Gamay)のぶどうから作られます。このガメイ種は比較的粒が大きめで、早熟なぶどうです。収穫後すぐに発酵し瓶詰めされたヌーボーは、フルーティーな香りと味わいが特徴で、軽やかで早飲みタイプのワインになります。またガメイ種=早飲みのワインと思いがちですが、ボージョレー地方のモルゴン(Morgon)というワインは同じぶどう品種でも濃厚なワインで熟成に向いてます。ボージョレー地方はこのモルゴンを含め10の村がワインを造っているので、飲み比べてみるのも面白いと思います。

特に去年はヨーロッパにおける猛暑で、十分な日照量と安定した気候に恵まれ、十分な糖度を持った濃縮したぶどうを収穫できました。100年に一度の当たり年とも言われたりしています。

ちなみにボージョレー・ヌーボーは日本が時差の関係で一番早く販売することができて、輸出先の1位が日本、2位がアメリカなのも興味深いところです。

 

ワインナリー:ジョルジュ・デュブッフ/Georges Duboeuf
ワイン名ボージョレー・ヌーボー/Beaujolais Nouveau  
ヴィテージ2003
■産地ボージョレー地方
■プライス10ドル台

ジョルジュ・デュブッフといえばボージョレーのワインを世界に広めた「ボージョレーの帝王」とも言われる有名な造り手。2003年のヌーボーはまず香りがよく、時間が経つにつれ甘味を増していくように感じたのだが、これも当たり年ゆえ!?天候に恵まれてたため、味わいもしっかりしてた。
赤ワインにしては軽いので、ガブガブ飲めるのもヌーボーの醍醐味!いつもながらカラフルなボトルも魅力。

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