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マンハッタンビーチにあるフレンチクレープの店「アントワネット」は昨年10月にオープンしたばかり。クレープにあまり馴染みのないロサンゼルスではめずらしいクレープだけの専門店。
2年前フランスのコルシカ島から移って来た親子3人のファミリービジネス。店の名「アントワネット」はお母さんの名前から。英語がほとんど話せないという両親と息子のブルノさんの会話はすべてフランス語。そのやりとりを耳にしているとどこかフランスの街角にでも迷い込んでしまったような雰囲気。うっかりしていると見過ごしてしまいそうな小さなお店。そんな店内には一つだけ小さなテーブルがあり、その場でもコーヒーとクレープが楽しめるが、やはりテイクアウトする人が多いようだ。
一般にクレープと呼んでいるものにはそば粉を使うガレットと小麦粉を使うクレープの2種類がフランスにはある。オープン時にはガレットもメニューにあったが、そば粉に馴染みの無いこちらでは全く受け入れられなかったそうだ。現在ではふんわりしたクレープだけを使って、ボリュームがあり食事にもなる「サボリー・クレープ」とデザートの「スイート・クレープ」を出している。
サボリーにはチーズを上手く使ったクレープが並ぶ。5種類だけだったのが今では15種類にもなっている。「クレープ・アントワネット」($5.50)はお店おすすめの一品。ホームメイドのスイスチーズと玉ねぎがたっぷりのベシャメルソースはしつこくなく、具のハム(またはツナ)とマッシュルームとマッチしている。チキンを使った「イル・ルッセ」($6.80)、スモークドサーモンとチーズの「ラ・コルシカ」($7.00)も人気。
スイートも15種類。バター、砂糖、オレンジリキュールを使った「クレープ・シュゼッ」($4.00)が一押し。バターと砂糖だけの「クレープ・オ・シュクル」($3.00)はパリでも人気の定番。最近はフルーツとクリームチーズを合わせたものが人気だそうだ。
うっすらとおいしそうな焦げ目が付いたクレープは温かい焼きたてを食べるのが一番。万一冷めた場合は電子レンジではなくオーブンで4、5分温めるのがまたおいしく食べるコツだとか。
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