ノー・クレジットで車を買うには!

 

 私のようにアメリカに数年以上滞在していて、クレジットカードも複数所有、家も持ち、借金もないとクレジットスコアは高いのですが(実際に私のスコアは800以上あります)、そうでない方、例えば学生で日本から来た人、駐在や他のビザでアメリカに来て6ヶ月未満の人でも車を買う方法があります。実際にあった話ですが、Kさんは昨年7月ごろに日本からアトランタに来ました。彼はきちんとしてビザを持ってレストランで働いていますが、当然ながらクレジットヒストリーなどありません。最初の車はM車のEという車で2-3000ドルで購入。その車自体が欠陥車に近く、私が毎年紹介する「買ってはいけない車リスト」にも入っています。アメリカに来て何もわからず買った車は当然ながら半年で壊れ、次の車を買おうにもクレジットヒストリーがないので、かなりの高い金利でしか買えません。そこで行き着いた先はCarmax。Carmaxは家電のCircuitCityの子会社ですが、ここでは5%の頭金を支払えば、10-15%程度のAPRで車を買うことができるそうで、KさんはCarmaxでV車のBという車を購入しました。ゼロ金利が当たり前?の時代に10%は高すぎると思う方も多いでしょう。そこは資本主義のアメリカです。お金持ちには安い金利を、そうでない方は高い金利を、という仕組みになっています。

 話はそれますが、不況でも儲かる業種はパチンコ屋とサラ金だと言われています。私の兄はアイフルという表向きは東証一部上場の消費者金融会社に勤めていますが、裏を見ると、体裁の良いサラ金に変わりはありません。武富士、レイクなど日本の駅前には消費者金融の看板が山ほどあります。最近では顔を合わせずにお金を引き出せる「無人君」とかネーミングをつけ、お金に困った若者、主婦、中高年をターゲットにしています。彼らは金を持っている人には(お金を返せる能力のある人には)、お金を貸しません。というか、そういう人はお金を借りに来ないのです。お金のない人(お金を返す能力のない人)にお金を貸すのです。そして同業者で引きずりまわします。A社でまずお金を借ります。そしてA社の限度額が一杯になるとB社に回します。そしてずるずる借金地獄に入っていくのです。そしてあっと言う間に、数十万が数百万の借金に膨れ上がります。換金性のある家財道具はすべて取られ、そして最後は自己破産か首吊りか? まあ凡そこんなものです。(私の兄が実際にこのような悪事を働いているわけではありません)

 まあCarmaxはまだ良心的と言えます。他の中古車販売業者でも車は買えないことはありませんが、20%近いAPRになることでしょう。

記事提供:AXICS ATLANTA

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